不登校時の両親との関係
こんにちは。シロペンです。
今回は私が小、中、高校生と不登校だった時の両親との関係を書いていきますね。
どちらかというと親御さん向けの記事になりました。
結論から言うと、うちの両親は不登校の時もずっと私を信じてくれていました。
もちろん両親の中で色々と葛藤もあったと思います。
どうして学校行かないの?!
なんで普通にできないの?!
とか、そういった不安ももちろん持っていたと思いますが、それを直接私にぶつける事なく普通に接してくれていました。
私が学校を休んでいる事を外聞やら恥ずかしさやらから周りに隠したりもせず、皆んなが学校に行っているような時間にスーパーなんかに買い物に連れて行ってくれたりしていました。
出先で知り合いに会った時は、私の事をちょっと体調不良だからとか言ってましたね。
わざわざ本人が横に居るのに、うちの子不登校で〜とかはさすがに言わなかったです。私が変な目で見られないように考えてくれていました。
もしも、両親が私の事を恥ずかしいと思うのならわざわざ私に声をかけて一緒に買い物に買い物に行かないですよね。田舎でどこに行っても知り合いがいるような地域で一緒に外出してくれました。
本当に感謝しています。おかげで不登校児ではありましたが、テレビや漫画で見るような
私は両親から見て恥ずかしい存在なんだ!とは
全く思いませんでした。
私は今になってこの両親の行動が精神的に大きな支えになっていたと思います。精神的に不安定ではあったけれど、
私は大丈夫なんだ。このままでも両親は受け入れてくれるんだ。
両親からこういった安心感をたくさんもらっていました。当時は自分の事でいっぱいいっぱいでしたが、それと同時に心のどこかで両親からの安心感を常に求めていました。
ですが、出来れば学校に行ってもらいたかった母親と毎朝ベッドから引きずり出されるバトルはありました。ベッドの柵にしがみついている私の足を引っ張る母親。漫画みたいなことを繰り広げてました。朝からお互い疲労困憊でしたね〜。それでも学校へ行きませんでしたが。
これも一種のコミュニケーションだった気がします。ただ信じて放置するのではなく、母親が必死に私の事を考えてくれていると私は心のどこかで感じる事が出来ていたので。
お母さん、本当に苦労かけてごめんね。
父親にいたっては、何故かチョコボールを買ってきたりほっかほっか亭のお弁当を買ってきたり。私は学校を休んでいるのに、学校に普通に通っている兄弟よりもいい思いをしていました。
本当に父親からは全く私の事を心配しているようなそぶりはありませんでした。ただただありのままの私を受け入れてくれていました。
そう。本当にとにかく普通に扱ってもらいました。恥ずかしいとも言われた事もないし、否定するような事を言われなかった。
だから自分から行動しようと決めた時に動けました。だって親から否定されるなんて考えた事もなかったから。ただ信じてくれているのを感じていたから。
不登校の子達は本当にたくさんの理由や性格があります。対処の方法も千差万別だと思います。
だけど、両親からそのままの自分を受け入れてもらえる。
といった安心感は子供にとってとても大事だと思います。少なからず私には人生単位で響いています。
ただ信じてあげてください。子供が自分のタイミングで行動しようとしている時は、否定せずにただ受け入れて見守ってあげてください。
暗中模索しながらもいつかは抜け出します。
無理して学校に行く以外にも道はあります。
高認を受けたり、通信制高校に入学したり、留学するのもいいかもしれません。こういった情報を子供自身で探すのは大変だったりするので親の出番です。
いくらでも未来の可能性は広がっています。楽しい未来を求めていいんです。
私も国際結婚してハワイに住むなんて想像もしていませんでした。
誰も想像もしないような事が人生は起こります。
自分の未来を諦めないでくださいね。
あと1つだけ。
死ぬ程辛かったら逃げてもいいんですよ〜。逃げもたくさんある選択肢の1つです。
少し長くなりましたが、学校と家といった限られた世界にいる子供にとって両親はとても大きな存在です。
子供にとっての絶対的な味方になって一緒に未来を楽しみにしてみて下さい。
余裕があれば、まずはお子さんと平日のカフェにでも行ってみて下さい。ゆっくりコーヒーでも飲みながら普段と違う話ができるかもしれませんよ。
もし会話がなくても、無理して会話せずに普段と違う特別な家族の時間を満喫して下さい。